何があって、何がないかがわかるまで歩こう。
Posted by jane - 2009.05.06,Wed
田舎は好きだが、それでも東京を選択する。~ミームの死骸を待ちながら~
を読んで。
結構共感。
私はド地方というほどの地方出身ではないけれど、東京近郊に住んでいるからこそ結構な苦労をした記憶はある。
ほら、何か特別なイベントとか売り物って、東京、名古屋、大阪、札幌、福岡辺りに配置されるから結局2時間半以上かけて東京に行かなきゃいけなかったりしたもんだ。
ちなみに私が東京に出たい!と強く思うようになったのは高校2年生のとき。
夏休みに姉の家に2週間ぐらい泊めてもらって都内の予備校の夏期講習に通ってみた。
ぼろアパートだったんだけど、立地はかなりよくて、お茶の水に自転車で15分ぐらいで行けたのだ。
小さい頃から親と一緒に都内にでかけることはよく会ったので、大勢の人が行き交う中を歩くことには慣れていても、いかんせん親に付いていっただけなので地理状況を全く把握できてなくて、どの街がどのあたりにあるのか全く知らなかった。
それがその夏期講習のときになって、姉に自転車を借りて上野に近いアパートからお茶の水まで行ったら、その間に秋葉原と神田通り過ぎてすぐにオフィス街がでてきたのでかなりびっくりした。
秋葉原も神田もちょくちょく行ったことあったのに、まさかこんな近くにあるとは思わなかったし、なにしろ15分も自転車に乗ってると下町風景からオフィス街にでる街の小ささに感動していた。
なにこの街ちっさ!
と思いながらどんどん変わる景色に目をキラキラさせていたのは今でもよく覚えている。
アパートに帰って地図で確認したら、そのお茶の水からあともう少しまっすぐあるけば皇居に着くというのを知ったらもっと興奮していた。
武道館には部活の大会で行ったことがなんどかあったので、知ってはいるけどそこは滅多にこない「特別な場所」。だから皇居周辺ももちろん「特別な場所」という扱いで、そんな場所が普段の生活にあまりにも近くにあるのですごく不思議だった。
それにアパート近くの下町は下町で狭い道があちこちに貼り巡られていて、狭い街特有の雰囲気を醸し出していた。東京は新しいものばかりと思っていたど田舎精神丸出しの高校生だった私は、むしろここ何時代だって突っ込みたくなる場所がいくつもあってそれにも驚いた。どんなに大通りがうるさくても一歩中に入ればとたんに静かな住宅街に入り、子供達が走っていて、なんだ全然東京の方が元気じゃん。とびっくりしていた。
もう一つ感動したのが、人が自由なこと。
変な格好した人いるし、謎の大荷物もって交差点あるいている姉さんいるし、予備校でもなんだかみんなが自分がやりたいようにやっていた。
当時の私は人の目気にしまくりだったのに、なんてみんなえらいんだー!とかやっぱ人数が多いと我関せずでいいなー!とか、なんだかもうショックに近いものを感じてしまったのだ。
そんなひたすら感動する東京生活を2週間過ごしたら、もう実家に帰っても街が、クラスメートがものすごくつまらなく感じるようになってしまい、絶対の都内の大学に進学しようという決心をして今に至っている。
上の記事にも書いているけど、地方にいるとどうしても井の中蛙になってしまう。それでいて母数が少ないから有能な人も少ないし、強烈なキャラクターも限られている。
それが東京に実際に暮らしてみて思うのは、ホントすぐそばに、いろんなすばらしい人達がいる。反吐がでるくらい嫌なやつもいる(それはそれで才能だと思うので実際嫌ではないんだけど)。
人数が集まれば、それだけいろんな人が集まるものだ。
そして人数が多いからなぁなぁにならず、なんだかみんなキリッ!としているというか、人を当てにしたところがなくて気持ちいい。
そうそう地方と東京の違いで一番大きいのはその、人を当てにしているかどうか、かなぁ。と思っている。
知り合いの地方出身者が、突然もう地方はダメだと言っていたのは、実家の方だとすぐに人を当てにしてくるからだそうだ。家立てるから金貸してくれはもちろん、トラクター貸してくれ(笑)や、若い人発見!力仕事頼んだ!となるならしい。
確かにそれはそうで、私の親戚達もなにかとうるさい。
人とのつながりが密接だといえばそれでいいかもしれないけれど、人の甘い汁を何もしていないのに一緒に吸おうとするから腹が立つんだろう。
この違いはやはり責任感だろうか。
もう少し規模を大きくして考えれば、東京という都市は国の最高機関が集まっていて、そして各地方に助成金を出している。そしてもらうのが地方。
伝統を守るための助成金は必要だけれど、どうしても貰い続けているともらって当然という感覚になってしまうのかもしれない。そうすれば、自分でどうにかしようなんて気は起きないだろう。
それが知らず知らずのうちに県民性を作り出してしまったんではないか。
とまぁ書いてみて、確かに今は地方に住みたいと思わないけれど、上の記事の筆者の出身地である香川なんてステキなところでしたよ。
やはりその地域特有の景色をもっているのはいいよねぇ。
(まぁそこに住んでいたら私はつまんないと思うかもしれないけど)
それと、東京育ちが東京のすごさを知らないのは残念だなぁというのも思っている。
げー、15分に1本しか電車こないのぉー?
なんて、おい!十分じゃないか!と言いたくなるもんね 笑
小さいころから便利な所に住んでいたらそうなるんだろうなぁ
じゃぁ、やはり子供が生まれたら都内に住まない方がいいのかというのもこれから考え続けなければならない難しい課題だ。
寮に住んでみて分かったのは、その住む場所にありがたみがなければ、住めない。逆に言えば、どんなに汚いところでも、どんなに不便なところでも居住者にとってありがたみがあればそこは当人の都になる。
東京が嫌だという人はただその人に、近さや自由さが必要なかっただけなんだろう。
ということで結論
ありがたみのある場所に住むのが一番
それを持つ可能性が高いのが東京であるということ。
かな。
だからこそ、一辺東京には住んでみた方がいい。
を読んで。
結構共感。
私はド地方というほどの地方出身ではないけれど、東京近郊に住んでいるからこそ結構な苦労をした記憶はある。
ほら、何か特別なイベントとか売り物って、東京、名古屋、大阪、札幌、福岡辺りに配置されるから結局2時間半以上かけて東京に行かなきゃいけなかったりしたもんだ。
ちなみに私が東京に出たい!と強く思うようになったのは高校2年生のとき。
夏休みに姉の家に2週間ぐらい泊めてもらって都内の予備校の夏期講習に通ってみた。
ぼろアパートだったんだけど、立地はかなりよくて、お茶の水に自転車で15分ぐらいで行けたのだ。
小さい頃から親と一緒に都内にでかけることはよく会ったので、大勢の人が行き交う中を歩くことには慣れていても、いかんせん親に付いていっただけなので地理状況を全く把握できてなくて、どの街がどのあたりにあるのか全く知らなかった。
それがその夏期講習のときになって、姉に自転車を借りて上野に近いアパートからお茶の水まで行ったら、その間に秋葉原と神田通り過ぎてすぐにオフィス街がでてきたのでかなりびっくりした。
秋葉原も神田もちょくちょく行ったことあったのに、まさかこんな近くにあるとは思わなかったし、なにしろ15分も自転車に乗ってると下町風景からオフィス街にでる街の小ささに感動していた。
なにこの街ちっさ!
と思いながらどんどん変わる景色に目をキラキラさせていたのは今でもよく覚えている。
アパートに帰って地図で確認したら、そのお茶の水からあともう少しまっすぐあるけば皇居に着くというのを知ったらもっと興奮していた。
武道館には部活の大会で行ったことがなんどかあったので、知ってはいるけどそこは滅多にこない「特別な場所」。だから皇居周辺ももちろん「特別な場所」という扱いで、そんな場所が普段の生活にあまりにも近くにあるのですごく不思議だった。
それにアパート近くの下町は下町で狭い道があちこちに貼り巡られていて、狭い街特有の雰囲気を醸し出していた。東京は新しいものばかりと思っていたど田舎精神丸出しの高校生だった私は、むしろここ何時代だって突っ込みたくなる場所がいくつもあってそれにも驚いた。どんなに大通りがうるさくても一歩中に入ればとたんに静かな住宅街に入り、子供達が走っていて、なんだ全然東京の方が元気じゃん。とびっくりしていた。
もう一つ感動したのが、人が自由なこと。
変な格好した人いるし、謎の大荷物もって交差点あるいている姉さんいるし、予備校でもなんだかみんなが自分がやりたいようにやっていた。
当時の私は人の目気にしまくりだったのに、なんてみんなえらいんだー!とかやっぱ人数が多いと我関せずでいいなー!とか、なんだかもうショックに近いものを感じてしまったのだ。
そんなひたすら感動する東京生活を2週間過ごしたら、もう実家に帰っても街が、クラスメートがものすごくつまらなく感じるようになってしまい、絶対の都内の大学に進学しようという決心をして今に至っている。
上の記事にも書いているけど、地方にいるとどうしても井の中蛙になってしまう。それでいて母数が少ないから有能な人も少ないし、強烈なキャラクターも限られている。
それが東京に実際に暮らしてみて思うのは、ホントすぐそばに、いろんなすばらしい人達がいる。反吐がでるくらい嫌なやつもいる(それはそれで才能だと思うので実際嫌ではないんだけど)。
人数が集まれば、それだけいろんな人が集まるものだ。
そして人数が多いからなぁなぁにならず、なんだかみんなキリッ!としているというか、人を当てにしたところがなくて気持ちいい。
そうそう地方と東京の違いで一番大きいのはその、人を当てにしているかどうか、かなぁ。と思っている。
知り合いの地方出身者が、突然もう地方はダメだと言っていたのは、実家の方だとすぐに人を当てにしてくるからだそうだ。家立てるから金貸してくれはもちろん、トラクター貸してくれ(笑)や、若い人発見!力仕事頼んだ!となるならしい。
確かにそれはそうで、私の親戚達もなにかとうるさい。
人とのつながりが密接だといえばそれでいいかもしれないけれど、人の甘い汁を何もしていないのに一緒に吸おうとするから腹が立つんだろう。
この違いはやはり責任感だろうか。
もう少し規模を大きくして考えれば、東京という都市は国の最高機関が集まっていて、そして各地方に助成金を出している。そしてもらうのが地方。
伝統を守るための助成金は必要だけれど、どうしても貰い続けているともらって当然という感覚になってしまうのかもしれない。そうすれば、自分でどうにかしようなんて気は起きないだろう。
それが知らず知らずのうちに県民性を作り出してしまったんではないか。
とまぁ書いてみて、確かに今は地方に住みたいと思わないけれど、上の記事の筆者の出身地である香川なんてステキなところでしたよ。
やはりその地域特有の景色をもっているのはいいよねぇ。
(まぁそこに住んでいたら私はつまんないと思うかもしれないけど)
それと、東京育ちが東京のすごさを知らないのは残念だなぁというのも思っている。
げー、15分に1本しか電車こないのぉー?
なんて、おい!十分じゃないか!と言いたくなるもんね 笑
小さいころから便利な所に住んでいたらそうなるんだろうなぁ
じゃぁ、やはり子供が生まれたら都内に住まない方がいいのかというのもこれから考え続けなければならない難しい課題だ。
寮に住んでみて分かったのは、その住む場所にありがたみがなければ、住めない。逆に言えば、どんなに汚いところでも、どんなに不便なところでも居住者にとってありがたみがあればそこは当人の都になる。
東京が嫌だという人はただその人に、近さや自由さが必要なかっただけなんだろう。
ということで結論
ありがたみのある場所に住むのが一番
それを持つ可能性が高いのが東京であるということ。
かな。
だからこそ、一辺東京には住んでみた方がいい。
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